大きく成功はしないけど、それほど失敗もしない。そんな平凡な人生があっても良いと思います。
ですが、現代社会はストレスの巣窟。
その原因は、上司からの叱責、同僚との確執、意味の無い会議、時代遅れの組織形態、日本固有の風習、安月給…嘘、欺瞞、不平、不満などが真っ黒いものが渦巻いているからです。
その中でも、ストレスの上位に上がってくるのは、上司との関係ではないでしょうか?
ただの年功序列で上のポストにいる上司…生産性も悪く、頭も悪い…会社にとって本当は価値のない人間が上司になっている場合が、日本は多いと思います。
残念ながら、日本の会社ではそんなダメ上司に従うしかない場合が多いのが現実です。
そして、このままではその上司と衝突してしまうので、なんとなくうまくやりすごす事を覚えましょう。
上司にも様々なタイプがあるので一概には言えませんが、共通して通用しそうな付き合い方を紹介します。
ダメ上司対策の1番は共感する技術(フリ)を身につける
とりあえず共感するフリをしておけば、「私はあなたの敵ではない」がアピールできます。
逆に共感しないとどうなるか…?
・あいつは話を聞かない…俺に対して不満があるに違いない…とか、
・あいつは俺の言うことを聞かない…頭が悪いんじゃなかろうか…とか、
・あいつは俺を無視する…和を乱すやつだ…部長にそう報告しよう…とか
ダメ上司は、客観的に見ることをせず、このように自分本位に考えます。
そして自分を正当化し、あなたを悪者にする可能性が高いのです。
こうなると社内でのあなたの地位が危ないので、適度な共感をしましょう。
これは私の経験ですが…
病み上がりで出社した時に、まだ本調子ではなかったので、大人しく仕事してようと黙々と仕事をこなしていたら、急に上司呼び出され「俺に不満あるのか!?」と言われた事があります。
最初は意味不明だったが、話しを聞いていくと…
「挨拶の声が小さい」
「おにぎりあげたのにお礼の声が小さい」
「ムスッとした顔で仕事してる」
…と言われ、「ああ、こいつは本当に自分本位でしか考えてないんだな…」と思ったことがありました。
ノロウイルスが治ったばかりで、まだそんなに大きな声もだせないし、休む時に病名も伝えたのに病み上がりにコンビニのおにぎりって…顔は変えようがないし…。
このようにダメ上司は、相手の都合など考えず、自分を中心として物事を考えてくるので注意が必要です。
話を戻して、それでは、どうすれば共感したことになるのでしょうか?
ダメ上司の話を聞きうなずく(フリ)
ダメ上司が仕事の話や雑談でも、うなずくだけで「あなたの話聞いてますよ」アピールになります。
そしてさらに、
・上司の目を見て聞く
・上司の方に体を向ける
これらを追加することで、共感度が変わってきます。
上司の目を見る、体を向けるは「あなたの話聞いてますよ」アピールをプラスすることができます。
ですがこれらは、上司だけではなく、もっと上の上司、取引先などでも利用できるので、社会人としては身につけておきましょう。
ダメ上司の話に関心した(フリをする)
関心したフリの仕方は、大きくうなずく または 複数回小さくうなずく、そして小声で「なるほど…」とか、「そうかー」とか「関心しました」アピールをすると、ダメ上司は勝手に気持ちよくなります。
また、この受け答えでは「素直さ」をアピールすることができます。
これは、上司の話の内容に入ってこなくても、慣れることで無意識にできるようになります。
そして肝心なのは、要所要所で気になった単語だけ覚えておくことが必要です。
話好きのダメ上司であれば後から、どう思った?とか急に感想を求めてくる場合があります。
これに答えられるようになっておかなくては、「話聞いてねえじゃねえか!」と逆効果になるからです。
また、受け答えで「そうですよねぇ」という人がいるが、これは個人的にあまり良い感じがしないと思います。
うがった見方をすれば「自分もそれくらいわかってますよー」と言っているように思われてしまうからです。
やはり素直さをアピールするためには、「なるほど…」くらいがちょうど良いと思われます。
また、例えすでに知っていたり、自分の方が詳しかったとしても、とりあえずはうなずくことが必要です。
お礼をいえるようになっておく
そして最後には「(教えていただき)ありがとうございます!」をそえると「誠実さ」をアピールできます。
感謝は「共感」の最善策です。
上司に怒られた時でも、最後に「ありがとうございました」と一言いえば、だいたいの場合は丸く収まることが多くあります。
人間誰しも感謝されると嬉しくなるものです。
また、この「誠実さ」は、周りの人間にもアピールすることができます。
上司が変なことを言い出して、自分が悪者にされた時、誠実なあなたを周りの人が味方してくれる可能性が高くなります。
そして、ダメ上司を共通の敵として部下たちは団結力が高まるのです。
まとめると…共感することでダメ上司からの敵対意識を排除しよう
ダメ上司がいくら頭が悪くたって、1人の人間なので誰かに尊敬されたいとか、慕われたいと思っています。
今回は、その願望に応えるように、「共感」するということを選びました。
「私はあなたの敵ではない」
「素直さ」
「感謝」
これだけやっておけば、上司からの敵意を向けられることは無いはずです。
ですが、これらをやりすぎてはいけません!
変な話ですが、上司があなたを部下の中で一番信頼してしまうからです。
そうすると、頻繁に話しかけられたり、飲みに誘われたりと面倒くさくなります。
これでは、余計に会社に行きたくなくなってしまう…。
一番はつかず離れず。人間関係は距離が大切です。
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